東日本大震災から7年になりました。私自身、少しずつ記憶が薄れていくとともに防災の意識も弱くなってしまっているのを感じる今日このごろ。
このままではいけないと思い、非常用持ち出し袋を見直してみました。自分の備忘録を兼ねて書いていきますが少しでも役に立てたら幸いです。
リュックの中身
入れているのはネットショップで購入したリュック。結構しっかりしたリュックが安く購入出来ました。
同じ内容を2セットではなく、それぞれ中身は違います。
リュック1つめ
- 水
- 非常食(カンパン)
- ラジオ
- 軍手
- レジャーシート
- マスク
- 衛生用品(薬・絆創膏・化粧水など)
- 電池
- タオル
- 布テープ
- マジック
- ウェットティッシュ
- 歯ブラシ、コップ
- レインコート
- フリーザパック
- お金(小銭)
- クッション座布団
- 防犯ブザー
リュック2つめ
- 水
- タオル
- 手回し充電式懐中電灯
- レインコート
- ガムテープ
- マジック
- 水タンク
- ゴミ袋
- タオル
- トイレットペーパー
- 歯ブラシ
- お金(小銭)
- クッション座布団
写真に写っていないものもいくつかありますが、中身をリスト化してみました。
左上の箱のようなものは粗品か何かで貰った座布団。とてもかさばるので入れるのを迷いましたが避難所に行く前提ならあったら便利かなと。
私も一晩だけ避難所で過ごした経験がありますが、体育館や学校の教室で硬い床にずっと座っているのは結構しんどかったです。冷え切った床に直接座るのは寒いし痛いしで。
また持ち運び用の非常食としてアルファ米を入れていたのですが、そのまま食べられないものを入れておいてもなあと思って抜きました。
すぐに食べられるものを買い足す予定。ぱっと浮かんだのはカロリーメイトだけれど、口の中の水分を持ってかれるのは悩みどころ。
真似するだけじゃなくて「自分の場合は」と考える
この他にも女性なら生理用品も必要ですし、お子さんの居る家庭では必要なものが更に増えると思います。
必要な物は個人によって違いますのであくまで我が家の例として。こうして俯瞰的に見てみると足りないものが分かってきますね。ヘルメットやヘッドライト、ホイッスルや携帯トイレなどなど・・。まだまだ見直しは必要そうです。
持ち出し袋に入れるものと家に備えておくもの
持ち出し袋は1秒でも早く避難できるよう準備しておくものなので、重くて移動に支障をきたすようでは問題です。
あれもこれもと入れたくなる気持ちを抑えて割り切る姿勢も大事だと思いました。持ち出し袋に入れるのはあくまで命を守るために必要なもの。
持ち出し袋に入れるものと備蓄用品として家に置いておくものの見極めが必要ですね。
備蓄用品についてはまた後日記事にできればと思います。
「これだけ持っていけば良い」というお守り
防災用品は願わくば使わないであって欲しいもの。
しかしいざ使う場面に出くわした時、強い味方になってくれるよう準備しておくことは心の拠り所になるような気がします。
災害が起きてパニックになっている時に、あれもこれも持っていかなきゃと考えることはまず無理です。ここで持ち出し袋があることがどれだけ力になることか。
自分で考えて準備したという経験が何よりも心強く感じられます。お守りのような存在とでも言いますか。
終わりに
正直、震災のことを思い出しながら備えをすることは気持ちが沈んでしまう作業でした。
でも、ここで目を背けていては震災を経験した者として無責任な気がしたのでこうして記事に残しています。
再び災害が起こった時に、この経験が1人でも多くの命を救ってくれますように。