先日、台湾旅行へ行ってきました。
今回の旅の目的はほぼ「食」。キッチリとした予定は一切立てず、その場で美味しそうなものを調べながら気の向くままに食べに行く。
悪く言えば無計画とも言えるような旅ですが、ちょっと探せば美味しそうなものがいくらでも出てくる台湾。
「あれを食べに行こう」「次はこれを」なんて回っているうちに3泊4日の旅はあっという間に終わってしまいました。
独断と偏見で選んだ私の台湾おすすめご飯たちをご紹介していきます。書いているだけでお腹空いてきた・・。
手軽に行きやすい
屋台などでは安く食べられるものも多いので食べ歩きがしやすい
観光地などは日本語が通じる人も多い
麺線
今回の台湾旅で一番気に入ったのがこの麺線。旅行初日に食べた味が忘れられず、帰国前ギリギリにも再度食べに行きました・・。 麺線の読み方は「ミエンシエン」で良いのかな?
素麺のような麺が鰹のがっっっつり効いたとろみのある出汁の中に入っています。麺をすする感じではなく、短めの麺をレンゲで食べる感じ。
こちらは小サイズでお値段は55元(約200円)。 とろみのあるスープのおかげか このサイズ感でも、すごく満足感があります。1杯をシェアして食べている人も多かったよ。
阿宗麺線
私が麺線食べに行ったのは台北にある阿宗麺線。麺線といえばこのお店!と紹介されることも多いお店です。
みんなお店の前で食べるのでかなり賑わっています。暑い中で熱い麺を食べるのも乙なものです。
具材は店によって異なるようですが、 阿宗麺線の具材は鶏のホルモン。ホルモンといえど臭みやクセは感じなくて食べやすいです。
チリソース、ガーリックソース、お酢をかけてより自分好みの味にするのも楽しいですよ。
小籠包
台湾に行ったらとりあえず押さえておきたい鼎泰豊(ディンタイフォン)。日本にも店舗はありますが、どちらも行ったことのある旦那曰く、台湾の店舗とは味が少し違うようです(個人談)。
鼎泰豊の小籠包は皮が薄く軽い食べ心地なので次々と食べられてしまいます。千切りの生姜と黒酢を絡めて食べるとさっぱりして尚のこと箸が進む・・。
通常の小籠包とかに味噌小籠包を。どっちも美味しい。
排骨チャーハン
排骨(パイクゥ)とは、豚のあばら肉に卵と小麦粉の衣をつけて油で揚げた肉料理のことを指すそうで。
文字に「骨」と入っているから骨付き肉のことかな?と思ってたんですが骨はありません。この排骨も台湾で何度も目にしました。お店によって味付けが違うのでお気に入りの店探しが捗りそう。
鼎泰豊のチャーハンでは大胆に上に乗っかっています。豚肉が柔らかくて食べやすい。
生の台湾ビール。ビール苦手の私でも飲みやすい味でした。ホップ臭さが少ない感じ。
鼎泰豊
渡り蟹のおこわ
台湾料理ではないかもしれませんが、欣葉(シンイエ)という台湾料理屋さんで食べた蟹おこわが美味しくて美味しくて・・。
渡り蟹がほぼ丸ごと1匹入っていて殻から身を取り出しながら食べるのはなかなか苦労するけれど、それに見合う美味しさ。おこわにも蟹の旨みが移っていて最高です。
ガチョウ肉の酒蒸し
こちらも欣葉で食べたもの。ガチョウ肉ってどんな感じなんだろうとワクワクして食べたのが昨年のこと。しっとりした鶏肉のような食感で、味は鴨肉と鶏肉の中間のような。
全くクセがなく淡白な味かと言われると違うし、クセがあるかと言われるとそこまでだし・・という味わい。 割と脂が多いけれど、甘じょっぱい付属のソースを付けて食べるとさっぱり食べられます。
欣葉(シンイエ)
豆花
孤独のグルメで五郎さんが食べていて「今回の旅では私もぜひ」と企んでいた台湾スイーツ、豆花(トウファ)。
ほとんど甘さの無いやわらかぁああああい豆乳プリンのイメージでしょうか。シロップと小豆やフルーツなどのトッピングを乗せて食べます。
小豆が乗っているので結構もったりとした甘さを想像してしまいそうですが、予想を裏切るようなすっきりとした甘さ。
甘いものがあまり得意でない私でも無限に食べたくなる味です。良く冷やされ、つるんと喉を通っていくなめらかな豆花は正に夏にぴったりのデザートです。
しばらく歩いた疲れと暑さとでヘトヘトになった状態で食べたら一口目から幸せいっぱいに。
bubbleって何のことだ?と適当に注文したらタピオカトッピングでした。タピオカドリンクのことを bubble tea と呼んだりするらしいですね。初耳。
タピオカドリンクはそこまで好きじゃないけれど、豆花にトッピングされたタピオカはとても好き・・!黒糖の甘さと豆花の淡白さが相性ばっちり。
意麺
台南の名物麺、意麺も食べてきました。卵麺を油で揚げてから茹でたものでインスタント麺のルーツとも言われています。
行ったお店は阿江炒鱔魚。タウナギという鰻に似た淡水魚を使った意麺が有名なお店です。旅行者に限らず地元の人にも昔から愛されているお店。
平日の夜でも結構な行列が出来ていて30分くらい待ったかな?
意麺にはスープありとスープなしがあるようだったのでどちらも注文しました。
スープありの鱔魚意麵
かかっているのはスープというよりもかなり酸味のある甘辛い餡掛け。胡椒も効いていてなかなかパンチのある味です。
タウナギは穴子のようなクセのない味で好きでした。弾力のある身が食べごたえあり。
スープなしの乾炒鱔魚意麵
こちらは太麺で作られた焼きそばのような感じ。スープありの方がパンチのある味付けなのに対してこちらは比較的優しい味付け。炒めた玉ねぎが入っているので甘みがあって、食べているとホッとします。
ずっと食べていられるのはこちらの乾炒鱔魚意麵(スープなし)だけど、しばらく経ってまた食べたくなるのは鱔魚意麵(スープあり)の方なのかなあと思ったり。
中毒性がある気がします。鱔魚意麵。
阿江炒鱔魚
担仔麺
エビ出汁のスープと肉味噌、エビがトッピングされた担仔麺(タンツーメン)。名古屋メシの台湾ラーメンの元になったものだと聞いて、もっとゴテゴテしたものをイメージしていたけれどとてもあっさり。食欲が無い時にも食べたくなりそうな味。
小ぶりなサイズでペロッといけちゃいます。
肉燥飯
肉燥飯(ロウザオファン)と呼ばれる台湾ご飯。甘辛い味付けのそぼろが乗っかったご飯です。箸がどんどん進んでしまうのは言わずもがな。
これは台南で食べたのでお肉がそぼろ状ですが、台北方面では角煮のような状態のことが多いようです。
猪油拌飯
猪油拌飯 。読み方が調べても分かりませんでしたがどシンプルなラードご飯です。ほかほかご飯に脂。なんなんこのデブ製造機・・そんなの美味しくないわけがない!
気付いた時には食べ終わっていました。
台湾ご飯は小ぶりなサイズ感のものも多いので、何品も頼めて欲張りな私には嬉しかったです。
それにしても4品頼んで170元(600円くらい)ってとてもリーズナブル・・。お腹が許すならもっと食べていたい・・。
度小月担仔麺
まだまだあるぞ。台湾グルメ
探せば探すだけ美味しそうなものが見つかる台湾。今回は夜市には行きませんでしたが、それでも安くて美味しいグルメがたくさん見つけられて満足でした。
まだまだ食べたことのないものがたくさんあるので、またいつか食い倒れツアーがしたいなと企んでいます。
麺好きな私にとって麺線は特に最高過ぎたので、これから台湾行こうとしている人には猛プッシュしていこうと思います。
台湾で何を食べようか迷っている方、どこか海外で美味しいものが食べたいと考えている方。
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。